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岩手病院は1942年(昭和17年)に傷痍軍人岩手療養所として発足し、戦後は国立岩手療養所に改称、結核医療の拠点として800床を有していました。 当院は患者さんに安心と質の高い医療を提供し、岩手病院にかかって良かったと思っていただけるように、職員一同努力してまいります。 当院で診療する疾患には現在の医学では根治の難しい難病も多く、患者さんは疾患による障害とともに様々な精神的苦痛、社会的な問題に直面します。 疾患の治療はもとより、リハビリテーション、患者さんの心理面の支え、療養環境の整備、地域の医療、福祉機関との連携を含む包括的な取り組みが必要となります。 患者さんの思いを受け止め、患者さんを中心に知識と技術をもつ多職種が支えあうチーム医療を実践いたします。 また、医療行為が安全になされること、院内感染から守られること、虐待から守られることを含めて、患者さんの心身の安全が守られることです。 医療の現場では、日々新たな課題が発生します。職員の意識と技術を向上させるとともに、人間がもつ不完全さをカバーできるシステムの構築とそれを更新する努力をいたします。 効果的なチーム医療と医療安全は、職員間の思いやりと信頼に根差した良好なコミュニケーションがあってはじめて達成されます。 そのためには、職員一人一人が喜びとやりがいをもって仕事を行い、医療人として成長していける職場であることが大切です。 そして若い医療人を育てていきます。これらのことを継続していくために、病院の環境を整え、健全な経営の努力をいたします。 私は2022年4月に岩手病院副院長に着任し、2026年1月より院長を務めさせていただいております。 それ以前の20年あまりは岩手県立磐井病院で脳神経外科診療に携わっておりました。 当地域についてある程度は把握しているつもりではありますが、どうぞ暖かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます |