0191-25-2221
1987年5月に制定された『臨床工学技士法』に基づく、医学と工学の両面の知識を兼ね備えた国家資格です。
医師の指示の下、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うものと定められています。
人工心肺装置、人工透析装置、人工呼吸器、除細動器、保育器等が代表的なものとして挙げられます。
看護部および医療安全管理室と連携し、神経・筋難病に指定される筋委縮性側索硬化症(ALS)や重症心身障害児(者)を中心とした 長期人工呼吸器の安全管理、スタッフ教育が主たる業務です。具体的には、日々の病棟ラウンド、回路交換、排痰補助装置の操作、勉強会等の企画や実施、ヒヤリハット事例の原因検索等を行っています。
当院の特徴として、安全な在宅人工呼吸器管理の提供のため、在宅移行前に家族、地域の訪問看護師や在宅支援スタッフへの指導や居宅訪問による人工呼吸器設置場所の確認等を行い、在宅管理移行後にも訪問活動や居宅での訪問指導等を積極的かつ継続的に行い、地域との連携を図っています。